リフォーム前にやるべきこととは?準備のチェックリスト10選
投稿日:2025年5月9日

「リフォームしよう!」と決めたものの、何から手を付けたらよいか分からない…そんな方も多いのではないでしょうか。
この記事では、リフォームを失敗しないために、事前にやるべき準備・確認事項を10項目にまとめてご紹介します。
これからリフォームを検討される方は、ぜひチェックリストとして活用してください。
目次
1. リフォームの目的を明確にする
まず大前提として「なぜリフォームをしたいのか?」という目的をはっきりさせましょう。
例:
・子どもの独立を機に間取りを変更したい
・中古物件を購入し、自分好みに直したい
・設備が古くなり使い勝手が悪い
目的がはっきりすると、優先順位や予算配分も見えてきます。
2. 予算を決める
「希望を詰め込んだら予算オーバーだった」というのはよくある失敗。
工事費以外にも、以下のような費用が発生します:
・仮住まい費用
・引っ越し費用
・家具の新調
・諸経費(設計料・申請費用など)
余裕を持って10〜20%程度の予備費も見積もっておくと安心です。
3. 家族で意見をすり合わせる
いざ工事が始まってから「やっぱりこっちが良かった」と揉めるケースも。
住む人全員の意見を事前にすり合わせ、納得した状態で計画を進めましょう。
小さなお子様や高齢の家族がいる場合は、安全面やバリアフリーも検討ポイントです。
4. 現地調査・インスペクションを依頼する
特に築年数が経っている場合は、構造や配管の状態を事前に確認しておくことが重要です。
見えない部分に問題があると、追加工事や予算オーバーの原因になります。
建築士や第三者機関によるインスペクションを活用しましょう。
5. 信頼できる業者を選ぶ
リフォームの満足度は、業者選びで9割決まるといっても過言ではありません。
以下の点をチェックしましょう:
・施工実績が豊富か
・担当者の対応は丁寧か
・見積が明細化されているか
・アフターサービスがあるか
複数社から相見積もりを取り、比較するのが基本です。
6. 見積書の内容を確認する
金額だけでなく、「何にいくらかかっているのか」が分かる明細付き見積書をもらいましょう。
「一式」表示ばかりの見積書はトラブルのもと。
不明点は遠慮なく質問することが大切です。
不安な方は、第三者に見積査定してもらうサービスの利用もおすすめです。
7. スケジュールを確認する
いつ工事を始め、いつ終わるのか。
住みながらの工事か、仮住まいが必要か。
入居や引っ越しのタイミングにも関わるので、工期と工程表は必ず確認しておきましょう。
8. 近隣へのあいさつ・説明
工事中は音や振動、業者の出入りなどで近隣に迷惑がかかる場合があります。
工事前にあいさつをしておくことで、トラブルを防ぐことができます。
業者が同行してくれることもあるので、事前に相談しておきましょう。
9. 契約書は必ず取り交わす
見積だけで工事を進めるのは危険です。
・契約金額
・工期
・支払い方法
・キャンセル条件
などを明記した工事請負契約書を取り交わしましょう。
契約後に追加費用が発生した場合の取り扱いも確認を。
10. 仮住まい・荷物の移動準備
大規模リフォームや水回りを含む工事の場合、仮住まいが必要になることも。
また、家具や家電を一時的に移動する必要があるため、業者と事前に打ち合わせしておきましょう。
まとめ
リフォームは人生の中でも大きなプロジェクトです。
事前の準備や確認を怠ると、後悔やトラブルにつながります。
「しっかり調べて、納得して進めること」が成功のカギ。
「これで本当に大丈夫?」と不安なときは、第三者の専門家に相談することも選択肢のひとつです。
不明点や見積内容を客観的に見てアドバイスしてもらうことで、納得のいくリフォームにつながります。